仕事算の基礎編
問題数をこなしていく事が仕事算の克服への近道だと思っています。
私も散々な目にあっていますが、
いつも「ひのきの棒」で「スライム」にやられているようでは
「ドラキー」や「キメラ」をやっつける事はできません。
問題を練習 = スライムを倒してレベルアップ
交通費と自分の時間を費やした = ゴールドが半分
就職試験で落とされた = 教会で生き返る
と思っていますので(笑)
では早速練習問題を解いていきましょう。
仕事算 練習問題-1
Aさんがすると4時間、Bさんがすると12時間かかる仕事があります。
この仕事を2人でとりかかると何時間で完了しますか? (解答目標:30秒)
【選択肢】
A 1時間
B 2時間
C 3時間
D 4時間
E 5時間
F 6時間
私「Bさんが平社員で、Aさんが3倍速で仕事をこなす部長かな?」
余談になりますが、
今いる会社の部長って何してるんだ?
かなりパソコン音痴だし、
キーボードも人差し指を使ってタイプしてるし・・・
私の3倍以上の時間をかけてパソコンを使っているから、生産効率としては低いのかな?
練習問題-1解説
全部の仕事量 = 4 x 12 = 48
1時間あたりの仕事はAさんが12、Bさんが4
完了する時間 = 48 ÷ (12+4) = 3
そもそも4時間で仕事をこなせる人がいる時点で、選択肢がかなり削れるのはお分かりいただけましたか?
D,E,Fは速攻選択肢から消えますので、正解確率が一気に上がります。(確率論に頼る場合に限ります)
仕事算 練習問題-2
Aさんがすると20日、AさんとBさんの2人で一緒にすると12日で終わる作業があります。
この作業をBさんが1人ですると何日で終わりますか? (解答目標:30秒)
【選択肢】
A 24日
B 26日
C 28日
D 30日
E 32日
F 34日
私「すでに選択肢から偶数が確定しているので、奇数の日数が出たら間違いという事ですね。
よっしゃー 足して割ればOKだ。
20日+12日÷2人 = 16日・・・
あれ? 選択肢に無いぞ。」
練習問題-2解説
注意点ですが、今回は足し算ではなく、引き算になるという点です。
全体の仕事量は Aさん20 x AさんBさん一緒で12なので
20 x 12 = 240 が全体仕事量 -①
Aさん12 Aさん+Bさん20 が一日当たりの仕事量 -②
ここの問題はBさん個人に対する仕事量を求める事なので、
全体 ÷ 2人 - Aさん = Bさん
240 ÷ (20 - 12) = 30日
Bさん1人では30日かかることになりますので、
になります。
まとめ
いかがでしたか?
基本的な問題ですが、
全体量から個人の仕事量を引いて導き出すという事は私も盲点でした。
じっくり考えたらわかるのですが、
私「いやいや30秒で解けって書いてあるし」
この30秒がプレッシャーになって冷静に考え始めるまで30秒・・・。
そして時間がオーバーしているので
「足して割る」という見当違いの公式を当てはめて
「解答できた気分」に陥るという悪循環を作り上げていました。
これからは
「仕事」に対して
「仕事の計算」すなわち
「仕事算」ができるよう頑張っていこうと思います。