SPIでよく出題される植木算と聞いてどのような事を想像しますか?
簡単な例としては、自分の手を広げてみてください。
5本の指=「木」と例えると、指と指の間は4つあります。
木を植えた場合に、
A地点からB地点に5本の木を植えたら、
その間の間隔は4つあります。つまり「木と間隔の数を把握する」というのが基本になります。
これは
木が5本
間隔が4個
というのが分かりますね。
こちらを一番の基本として考えるのですが、
他にも
「端と端には木を植えない」 (木より間隔が1つ多い)
という逆の発想を求める場合や、
「池やトラックなど円周できる場所に植える」(木と間隔が同じ)
など本数や間隔の数を求める問題もあります。
このような問題を聞きなれた人であればいいですが、
初めての人にも練習問題を用意していますのでチャレンジしてみてください。
解答方法や解説もあるので、ここで基礎を抑えておきましょう。
練習問題-1
【問題】
郵便局の前から会社の前まで40本の電柱が20m間隔で立っています。
郵便局から会社までは何mありますか?
【解答群】
A 700m
B 720m
C 740m
D 760m
E 780m
F 800m
練習問題-2
【問題】
500m離れている銀行とコンビニの間には20m間隔にイチョウの木が植えられています。
銀行とコンビニの前には植えないとすると何本のイチョウの木が必要か?
【解答群】
A 22本
B 23本
C 24本
D 25本
E 26本
F 27本
練習問題-3
【問題】
周囲200mの池のまわりに10m間隔でトーテムポールを立てていきます。
トーテムポールは何本必要か?
【解答群】
A 12本
B 16本
C 20本
D 24本
E 28本
F 32本
3問連続で問題を出題しましたが、
練習問題-1は 「間隔+1」の問題
練習問題-2は 「間隔ー1」の問題
練習問題-3は 「間隔=本数」の問題
になっていましたね。
それぞれの練習問題の解答を見てみましょう。
練習問題-1解答
電柱が40本ですから間隔の数は39個です。
20m × 39個 = 780m
になります。
練習問題-2解答
まずは間隔がいくつあるのか考えましょう。
500m ÷ 20m = 25個
ここで問題にも書いてありましたが、注意するべき点がありますね。
銀行とコンビニの前には植えない
ので今度は木の本数の方が間隔の個数よりも少なくなります。
25個 - 1 = 24本
となります。
練習問題-3解答
池の周りに立てていきますので、
間隔の数とトーテムポールの数は同じです。
200m ÷ 10m = 20本
となります。
・・しかし何故トーテムポールを立てまくるのかは謎です(笑)
まとめ
いかがでしたか?
以上が植木算の基本とその代表的な問題でした。
今回はSPI独特の引っ掛け問題は無かったのですが、
「きちんと問題文を読んでいるのか?」
という引っ掛け問題にも気を付けないといけませんね。
基礎をしっかりと抑えた上で、
引っ掛け問題などにチャレンジして「植木算」を克服していきましょう。